もうすぐOMF8が開催されますが、MMDモデラーの皆様は如何お過ごしでしょうか。
今日はMMDモデルに添付するREADMEを楽しつつもかっこよくするための方法をご紹介します。
まずはこれを見てくれ
左がREADME.txt右がREADME.pdfです。
す、すごく読みたくなりませんか?
ともかく、単純なテキストファイルより、綺麗に編集され、まとまった文書のほうが読みやすいし、意図も伝わりやすいと思います。私は最近まで挿絵のない本とか全く読めなかったので、単なるテキストのみの解説書より絵入りのマニュアルのほうが好きなのです。
ここでの目的は、
”ダウンロードしてくれた人々が、隅々まで楽しめるようなコンテンツを作成すること”
”楽にかっこいい見やすいREADMEを作ること”
なので、MMDREADME問題の是非についてはここでは解説しません。
なぜ.MD(MarkDown)を使うのか、なぜPDF配布なのかについては最後に説明します。
□ATOMをダウンロード、インストール
いきなりですが、.MDの編集に、ここではAtomを使います。ATOM以外のMDエディタを使ってもかまいません。
ATOMのダウンロード https://atom.io/
注意:AtomはMD専用のエディタではないので、他にもいろんな機能が備わっています。それらについての解説はできませんのでご了承ください。
□パッケージをインストール
Atomを起動してFile> Setting
設定メニューが開いたらInstall を選択
以下の4つのパッケージをインストールしてください。
markdown-writer
tool-bar
tool-bar-markdown-writer
markdown-pdf
また、メニューの日本語化が必要な方は、次のパッケージを追加します
japanese-menu
これで.MDを編集する準備が整いました。
□テンプレートをダウンロード
.MDはHTMLに比べてタグの種類も少ないので全てのタグを覚えてからでもかまわないのですが、MMDモデルの取扱説明書という限られた条件での文章を作成することを考えると、それほどいろいろなタグを使いこなす必要はないです。それに、実際に動くファイルを弄って変化を見ながら工夫していくほうが、覚えやすいと思います。
なので今回はテンプレートを用意して、それを自分なりにカスタマイズするという手順で説明します。
テンプレートのダウンロード https://bowlroll.net/file/164588
やっぱりめんどくさいので説明しません。しかし大丈夫です!わずか1ページです!弄れば分かります!
□READMEを編集する
ダウンロードしたテンプレートを適当に編集してください。.MDのタグの解説などは解説しませんが、おそらくモデル制作をしている皆様なら、すぐ理解できると思います
□PDFで出力する
Packages>Markdown to PDF>convartおめでとうございます。README.pdfが出力されました。
あとは配布したいモデルと一緒にZipして、配布サイトにアップすればOKですが、モデルのほうは完成してますか?( ゚д゚ )
□なぜ.MDを使うのか
覚えるべき項目が少ないので、比較的簡単に導入できる(と思う)マニュアルはフォーマットが統一されていたほうが読みやすい
楽して綺麗なデザインにしたい
□なぜPDFなのか
最初に提示したとおりテキストファイルよりHTMLやPDFのほうがより見やすいHTMLで配布してもいいけど、本来配布すべきコンテンツに.htmlが混じってると(略
□おわりに
MDの良さとかは私が語るまでもないので、特に書くことはありません。HTMLが得意な人ならHTMLでも良いかと思います。
また、WordやOpenOffice、Googleドキュメントなどを使うのも良いですが、READMEを書くのにわざわざ…
というわけで、私にとって.MDでPDFを出力するというのは非常に良かったわけで、おそらく何人かの方は賛同して頂けるのではないでしょうか?
ともあれ、俺得モデルフェス、楽しみです!
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