2015年11月3日火曜日

RaspberryPiのヒートシンクの効果

RaspberryPiのCPUにヒートシンクをつけた場合、どのくらい効果があるのか試してみました。 

結論から言うと、   
”あまり意味がない!”
でした。(´・ω・`)

使用したRaspPi : ModelB
計測時の室温: 23℃くらい
ヒートシンクのスペック: W15xD15xH8mmアルミ製 熱伝導テープで接着


 計測にはCPU内蔵の温度計を使用しています。
そのため温度精度はあまり良くないです。(おそらく±4度くらい)
ご注意ください。

 1:平常時   RaspPiを起動してSSH接続し、1分ほど放置した状態。   
最大で43.3℃、平均43.1℃  


2:負荷最大   avconvを起動して、mp4エンコードをやらせて、1分経過した状態で計測
   最大で47.1℃ 平均46.6℃ 

3:ヒートシンクをつけて最大負荷にした場合
   最大で44.9℃ 平均44.6℃


 と、このような結果になりました。
ヒートシンクを付けても、たった2度しか下げることができませんでした。ヒートシンクなしでも最大で47℃くらいなので、なくても別にかまわないレベルです。

指で触った感じだと、CPUチップよりも隣のUSB,Etherのチップのほうが若干熱い感じ。
とはいえ、触れない温度ではありません。

ちなみに、ハンダの溶ける温度は180~280℃(材料によりけりですが、だいたい200℃前後)
LSIの出荷テストで80~150℃でテストしてる筈なので、60℃とか70℃とかでなければ動作に問題は出ないと思われます。
指でさわれる程度の温度であれば、まず問題ないでしょう。


まとめ
RaspberryPiのヒートシンクは趣味!(゚д゚)
付けても付けなくてもどーでもいい!

追記
RaspPi2(マルチコア)については、後日やってみようと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿